PRODUCTION NOTE

製作:松竹株式会社

ラスベガスでは初となる歌舞伎の本公演。ネイキッドは空間演出(Special Designer)を担当。映像制作やプロジェクションなどを中心に、本公演制作に参加。

今回の公演では、主演の市川染五郎さん、振り付けの尾上菊之丞さん始め、数多くの歌舞伎制作のプロフェッショナルの皆さんにご指導いただきながら、ネイキッドは、映像を使って劇場空間を創造する、これまでにない挑戦をご一緒させていただきました。 現場ではバックアップ含め10台のプロジェクターを使用し、舞台演出や楽曲演奏/音効などを各分野のスペシャリストの皆さんのご協力により映像と組み合わせて、舞台空間を構築。 企画段階から、実際の演出や映像の調整、機材の運搬から設置、ラスベガス会場入りまで、約半年に渡り準備を重ねました。 舞台稽古が始まり、日々移り変わる俳優の動きや呼吸に合わせ、ひとつの世界を生み出すことはそう簡単ではありません。

例えば、CGパートでは、書割りなどの歌舞伎独特の背景を、歌舞伎の世界を保ちながら、どのように立体化して、動かしていくのか、幾度とない修正を重ねて完成度を上げていきました。 また、立廻り(殺陣)のシーンのシーンを始めとする、俳優と映像のタイミングがぴったり合わないと迫力が出ない場面についても、役者の皆さんと何度も稽古を重ね、呼吸を合わせていきました。柝や附打といった歌舞伎独特の効果音との呼吸合わせなどにも苦心いたしました。 公演初日の幕が上がっても、市川染五郎さんをはじめ俳優の方々の、より良い作品を作っていこうとする作品への熱い姿勢は変わりません。初日以降も、公演終了後、全スタッフによるミーティングが行われ、お客様の反応を受けての修正を行ってまいりました。

©松竹株式会社

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